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企業と社員がともにWILLを実現する組織作りのポイントとは

HRテクノロジーカンファレンス講演レポート。
多様化する価値観を組織行動につなげるために

社員の働く価値観や志向性が多様化している現在、企業は働き方改革や人材不足から、社員の定着やパフォーマンスを最大化すべく、組織の変革を求められています。2019年11月7日に開催された「HRテクノロジーカンファレンス」では、当社のHRソリューション事業部HRコンサルティング局局長である伊藤が登壇し、企業と社員が「WILL」を実現するためのポイントや、理念・ビジョンの再構築と共有手法について講演しました。ブース展示の様子もあわせてレポートします。

1.講演レポート 「社員が活き活きと働くための理想の組織・ビジョン共有とは」

―Speaker――――――――――――――――――――――――――――――――

伊藤太陽

伊藤 太陽
JTBコミュニケーションデザイン
HRソリューション事業部 HRコンサルティング局 局長
シニアコンサルタント

大学卒業後、大手総合人材会社にて系列外出向支援・再就職支援事業、経理・株式公開業務に従事。2005年JTBコミュニケーションデザイン(旧JTBモチベーションズ)入社。現在は、モチベーションとホスピタリティを強みとした組織開発・人材開発コンサルティング事業を責任者として推進。
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仕事で業績を上げている人ほど、企業理念を理解し行動している

JTBコミュニケーションデザインは、長年の調査・研究により人と組織を動かす「モチベーション」と顧客や組織への信頼獲得のための「ホスピタリティ」に関する独自メソッドを保有しています。組織の現状把握に基づき最適なソリューションを提供し、一人ひとりの従業員が活き活きと働くことのできる組織づくりや、人材育成を支援しています。

以前、当社では600人ほどのビジネスパーソンを対象に、「企業理念の浸透と社員のパフォーマンスに関する調査」を行いました。中でも「自社の企業理念や行動指針の内容を、社外の人にわかりやすく説明できますか?」というアンケートを行ったところ、全体の肯定的回答は46.4%の半数以下で、一般社員の場合32.8%にまで落ち込んでしまいました。一般社員の3分の2は自社の理念を説明できないという結果が浮かび上がりました。ですが、「自分は業績を上げている」と答えた人ほど、自社の理念を説明することができ、また理念に沿った行動を取っている割合が高いのです。業績を上げている人は、企業理念を理解するというインプットだけでなく、説明する・行動するといったアウトプットもできるということがわかりました。

企業理念調査グラフ

価値観の合致が業績につながる

当社に寄せられるご相談で最も多いのが、「理念を浸透させて、社員の行動につなげたい」というものです。ですが、ここにたどり着くまでには「理念の適合」というハードルがあります。社員と企業の価値観を合致させる「理念の適合」、それが困難な理由はさまざまです。現在は一人ひとりの価値観が多様化していていますし、会社の合併や株式会社以外のさまざまな組織形態の出現により、企業理念が曖昧模糊としてしまっている場合もあるからでしょう。さらに、マッチングしたとしても、それを行動につなげる制度や風土がないということもあると思います。

Person(個人)とOrganization(組織)の頭文字をとった「P-O-Fit」という考え方がありますが、これは個人と組織が、価値観や能力の面でどれだけ一致するかを表す概念です。ある研究では、個人の価値観と組織の価値観が一致した場合にのみ、モチベーションが業績につながるという結果が示されました。組織の価値観と個人の価値観の合致する部分をつくるには、いかに両者の「共感」ポイントを増やしていけるかが重要で、その部分が大きくなれば大きくなるほど、組織行動につながっていくと考えています。

極端な例ですが、掲げている企業理念が「安心」や「安全」で、個人の価値観が「達成」や「挑戦」だった場合、価値観同士がぶつかり合ってうまくマッチングしません。これに共感を生み組織行動につなげていくには、お互いの価値観をワークショップや面談などで整理し、擦り合わせていくことが必要なのです。

企業の「ありたい姿」を叶える「WILL CANVAS」

当社では20年以上にわたり、様々な企業の組織開発・人材開発を支援してきましたが、企業を取り巻く環境は、以前と大きく変わってきています。そこで、2019年10月に組織変革を支援する新たなシステム「WILL CANVAS」の本格提供を始めました。「WILL CANVAS」とは、従業員意識調査をベースに組織の現状を可視化し、自律的な組織改革につなげるシステムです。当社が培ってきた20年以上のモチベーションを基軸としたコンサルティングの知見・ノウハウを元に、クライアント企業の「ありたい姿」に向けた確実な変革をお手伝いします。

「WILL CANVAS」という名称には、「自分たちのありたい姿=ウィル(意識)」をキャンバスに自由に描くという想いを込めています。理念・ビジョンが適合し、社員一人ひとりのモチベータが喚起・充足され、誰もがモチベーション高く働くことができる組織。当社では、そんな「モチベーションダイバーシティ」が実現できる組織づくりのご提案を今後もさせていただきたいと思います。

モチベーションダイバーシティ

2.ブース展示コーナー 「WILL CANVAS」ご紹介

組織の変革を仕組みでサポート

ブース展示コーナーでは、立ち寄っていただいたお客さまに、実際に「WILL CANVAS」を触っていただきました。

WILL CANVASブース

特徴の1つ目は、組織のありたい姿や課題に合わせて、KGIやKPIといった指標を設定できること。設問はKPIに紐づいて自動的に選択されるので、お客様のオリジナルアンケートを作成することができます。
2つ目は、高機能な分析画面でアンケート結果を分析できる点です。分析ツールとして、マイクロソフト社のBIやAIの技術が搭載されており、管理職は自チームの課題の特定、原因の究明を素早く行うことができます。
3つ目は、分析に結果に基づいた改善のアクションを現場ごとにPDCAすることができる点です。改善のアクションはKPIに紐づいてシステムからレコメンドされるので、管理職はその中から選択する形でアクションプランを作成することができます。

WILL CANVASブース
WILL CANVASブース

さまざまな組織の変革へのアプローチ

各組織には、それぞれに課題があり、目指すべき姿があります。WILL CANVASでは、そのような様々な「ありたい姿」に応じて、活用することが可能です。ブースでは、いくつかの組織課題を想定して、デモ操作を行いました。

― 想定課題 ――――――――――
CASE1:オープンイノベーションを加速させて、これまでにない価値を創出し続けたい。
CASE2:若手層の離職が増加。働きがいのある職場に改善しモチベーションを高めたい。
CASE3:今年〇周年を迎える。中期経営計画も新たに、未来に向けたビジョンの浸透を図りたい。
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WILL CANVASデモ

モチベーションダイバーシティの実現を目指して

時代が変化する中で、私たちはどうあるべきか?これまでの常識を疑い、私たちが本当にありたい姿を描き実現する。そのためには、どのような仕組みやマネジメント、組織風土や個々人の意識が理想なのか、それらすべてをデザインしていく必要があります。WILL CANVASをご活用いただくことで、いきいきとみなが活躍し、価値を生み出し続ける理想の組織づくりに貢献できるよう、今後も機能強化をしていきます。


■WILL CANVAS 基本仕様

WILL CANVASロゴ

・フレームワーク:JCD独自のモチベーションフレームワーク
・KPI/KGI    :設定済KPI/KGI以外にも制限なく設定可能
・アンケート回数:利用期間中制限なく実施可能
・設問     :共通設問/約30問+カスタマイズ設問/数百問
         ※カスタマイズ設問は、選択したKGI/KPIに応じて自動的にアンケートに組み込まれます。
・ダッシュボード:Power BIにより提供。指定されたユーザーが常時閲覧可能
・施策・取組計画:制限なく自由に作成可能。施策案はKPIごとにシステムにより自動提案(レコメンド)
・クラウド基盤 :Microsoft Azure
・認証/セキュリティ  :Microsoft Azure AD B2C+ID認証(アプリケーション)

・公式サイト  :https://www.willcanvas.jtbcom.co.jp/

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