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ソリューションのDXを目指して"さわれるデジタル"を発信

イベントプロデューサー/イベンテックエバンジェリスト 吉井の挑戦

昨今、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まっている中で、あらゆる事業においてのデジタル起点での付加価値化、業務におけるDXをどう進めるべきか、さらには社員に対してDX推進のための"発想の転換"をどう促していくか、といった課題について多くの企業様が悩まれているところでしょう。

JCDでは、コロナ禍以前よりオンラインやハイブリッドイベントを手掛けてきたことから、それらをお客様の課題に応じてどう進化させられるか?という観点で様々な発信をしてきました。

元々イベントプロデューサーとして様々な企業イベントの企画制作・テクニカルディレクションをしてきた吉井。昨年より「イベンテックエバンジェリスト」という肩書で、社内外へのイベントソリューションのDX啓蒙に精力的に取り組んでいます。DX推進の旗振り役の1人としてどんな活動をしてきたか、JCDのDX推進現場のいま、そしてこれまでの活動で得た「ソリューションのDX」のヒントについてお伝えしていきます。

PROFILE====================================
イベントプロデューサー/イベンテックエバンジェリスト 吉井 和人吉井 和人
イベントプロデューサー/イベンテックエバンジェリスト
総合企画部 DX推進プロジェクト デジタル戦略課
イベントプロデューサーとして、製薬企業やIT企業の案件等に従事し、特に、機材・映像・音響・照明設備等のテクニカルディレクションに強みを持つ。ハイブリッド/オンラインイベントのプロフェッショナルとして研修の講師も担当。2021年9月よりJCD社内で「DX吉井塾」を開講。 イベントテックに関するノウハウをはじめ広くDXに関わるトピックを社内にシェアし、社員のデジタル思考の促進のために精力的に活動をしている。
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※部署名・肩書きはインタビュー開催(2022年3月)当時のものです。

  1. イベントプロデューサーから、DX推進の旗振り役へ
  2. 「DX吉井塾」が目指す「さわれるデジタル」とは
  3. 「DX吉井塾」 活動をきっかけに外部イベント出演依頼が殺到
  4. 発信活動で得た「ソリューションのDX」へのカギ

1 イベントプロデューサーから、DX推進の旗振り役へ

2021年6月に実施した当社主催のオンラインセミナーで、講師として出演したことが、イベンテックエバンジェリストして本格的に活動を始めるきっかけとなりました。当時コロナ禍に入ったばかりという状況もあり、JCDでもリアルイベントからオンデマンド配信イベントやライブ配信イベントといったオンラインイベントの導入に社内横断的に取り組む必要がありました。

主催セミナー「イベント担当者がおさえるべきオンラインイベントのあり方とは」
主催セミナー「イベント担当者がおさえるべきオンラインイベントのあり方とは」

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今思うとこのイベント出演がすべてのきっかけでしたね。ちょうど社内でもDX推進を強化すべく2021年度に"DX推進プロジェクト"という部署が発足し、そこに配属となり活動を始めました。オンラインイベントの導入にとどまらない「ソリューションのDX」を目指したのです。
JCDのDX推進プロジェクトでは、事業・業務それぞれにおいてのDX推進、そして全社デジタル基盤の底上げに取り組んでいます。たとえば、社内のデジタルインフラや基幹システム構築、オンラインシステムの導入助言や管理・選定などを行うだけでなく、マーケティングオートメーションの高度化、様々なソリューションをデジタル起点でどう付加価値化していくかについての"ソリューションのDX"支援など。
その中での私のミッションが、"ソリューションのDX" 支援だったわけです。これは端的に言えば、今まで私たちがお客様に提供してきた様々な課題解決を、デジタルを起点として提供をしていくということになります。そのためには、デジタルに関する見識とノウハウをもった多くの企業とパートナーシップをもつことが不可欠です。

私自身としてはまず、イベントプロデューサーの立場からオンラインイベントやイベントテックのノウハウを社内にシェアすることをミッションに掲げました。その一手として実施したのが、JCDのデジタル化を社内へ啓蒙するオンラインセミナー「DX吉井塾」を塾長として主宰することでした。

2 「DX吉井塾」が目指す「さわれるデジタル」とは

ここで、社内オンラインセミナー「DX吉井塾」についてご紹介します。元々は次の目的をかなえるためにJCD社内で発信をスタートしたものです。
・イベントにおけるDXノウハウ配信(オンラインイベント配信技術、イベントプラットフォーム関連など)
・JCDの事業領域に関連する最新のDXトピックス紹介
・「ソリューションのDX」につながりそうな外部ソリューション紹介
・JCD社員の「デジタル思考」促進
このように、当初私の専門分野であったイベントのDXにおけるノウハウ共有だけでなく、様々なソリューションにおいての「ソリューションのDX」につながるようなきっかけ作りを目指しています。

また、社員に「デジタル発想」を培ってもらうことも大きな目的としており、単なる外部ソリューションの紹介にはしたくありませんでした。言うなればデジタルありきで考えるのではなく、例えば今の仕事のムダとかをどうすれば改善できるのか、といった日常の仕事を通して考えることが実は DXを意識化する上でとても重要と思っています。とっつきにくいデジタルの世界を自分たちの身近なモノを通して、新しいモノの見方に気づくきっかけ作りになればいいと考えています。

DX吉井塾 配信の模様
DX吉井塾 配信の模様

「DX吉井塾」のテーマは "さわれるデジタル"です。オンラインツールはパッケージとして目の前に提供されているだけでは、本当の意味で使いこなしているとは言えません。自分たちで実際に設定したり、接続したり、操作したりといった"さわる"ことでしか血肉化できないものなのです。さらに考え方を進化させて、人との繋がりを増やすといった意味も含めて"さわれるデジタル"と呼んでいます。

DX吉井塾で取り上げてきたテーマをご紹介しましょう。
・ウェビナーツールの機能を徹底比較!
・デジタルマーケティング&動画マーケティングの基礎
・新しく学びたい人のための「リスキリング」講座
・eKYCって知ってますか?オンラインの"本人確認"について考える
・音声言語認識ってどう使うの?これからどうなるの?
・JCDでDXするために必要な考え方教えます

「eKYCって知ってますか?オンラインの"本人確認"について考える」の回では、デジタル本人認証を扱う専門会社の方をお招きしました。そこでは実際に当社の試験運営事業において「ソリューションのDX」のヒントにつながりそうなコネクションを得ることができました。
また、最近の事例では、とある大手企業様の中で「ソリューションのDX」を実現したストーリーをお聞きする、という番組を配信しました。ご自身のビジョンを社内プロジェクトとして立ち上げ、事業化し、パートナーを得て、ついには起業に至るまでをどのように実現していったのか・・・その方の持つ熱量もあって、とてもエキサイティングな回となりました。

3 「DX吉井塾」 活動をきっかけに外部イベント出演依頼が殺到

最初は社内向けのオンラインセミナーでしたが、プロジェクト発足後1年を待たず評判が社外まで届くようになりました。ここ半年の間に外部の講演活動やカンファレンスにも精力的に参加しています。例えば東京商工会議所がリアルとオンライン双方で主催した「中小企業マーケットTOKYO2022」では、オンラインイベントから始めるデジタルマーケティングの世界について、JCDが取り組んでいる内容をお話しさせていただきました。

◆2022年1月26・27日 東京商工会議所主催
中小企業マーケットTOKYO 2022 ~アフターコロナの商品・サービス提案~
https://chusho-mkt.tokyo/

 また、昨年12月17日に開催され、約1,000名のイベンター・マーケターが集結したハイブリッドイベント「イベ博DAYS」での「Day in Event Platformer~プラットフォーマーが見る"イベントの未来~」にて、国内最大級のオンラインイベントを経験してきた大手イベントプラットフォーム代表の方々が語る「イベントの未来予想図」をテーマとしたセッションにてモデレーターを務めさせていただきました。

「イベ博DAYS」登壇の様子<br /> 向かって右より、 bravesoft株式会社 代表取締役CEO 菅澤 英司氏、<br /> ON24合同会社 カントリーマネージャー 上田 善行氏、<br /> 株式会社EventHub 代表取締役CEO 山本 理恵氏、JCD吉井
「イベ博DAYS」登壇の様子
向かって右より、 bravesoft株式会社 代表取締役CEO 菅澤 英司氏、
ON24合同会社 カントリーマネージャー 上田 善行氏、
株式会社EventHub 代表取締役CEO 山本 理恵氏、JCD吉井

ちなみに、私は15年くらいイベントディレクターとして業務をしてきましたが、こうしたパネルディスカッションでは、ほとんどの場合が事前に打ち合わせをして、台本通りの流れで進行していく場合が多いのです。モデレーターもパネリストも、登壇した際に失敗したくありませんからね(笑)。でも私は当時からこうした予定調和の進行に懐疑的でした。これはパネルディスカッションにする意味があるのかと...。

そこであえてモデレーターの"命綱"でもある進行表や台本を用意せずに本番に望んだのです。私は司会として、オーディエンスを代表してパネリスト参加各社の特徴を捉えた質問を投げかけることから始め、本当の意味でこの場でディスカッションができるよう促しました。わずか30分の時間でしたが非常に有意義な討論ができたと思っています。その続編はオンラインで行いましたが、そこで上がってくる質問には全て答えるようにしました。参加者からの質問で「オンラインにおけるリッチさとは何か?」と問いかけがありましたが、まさにこの場に参加した全ての人としっかりとコミュニケーションできる点が、なによりもオンラインでの強みだと確信したものです。

4 発信活動で得た「ソリューションのDX」へのカギ

事業のDX化のためには、社内のノウハウ・リソースだけでは限界があります。これからは今まで以上に社外パートナーと協業していくことが必要になってくるでしょう。たとえばアメリカでは日本と比較して、競合他社とも積極的にパートナーシップを結んでいるというデータも出ています(IPA情報処理推進機構・ DX白書2021より)。私も、たとえ競合他社であっても、それがお客様の課題解決の手立てとなるならば、進んでパートナーシップを結ぶべきだと考えています。先日の「イベ博DAYS」では競合他社ともいえるイベントプラットフォーム各社が集まって議論を交わすことができる場だったので、私としても非常に刺激的な機会でしたし、まさに他社とのコネクション作りに役立ちました。

私自身の今後のビジョンとしては、専門分野であるイベントテックに関する"ラボ"のような組織を社内外の壁を越えて立ち上げることを考えています。その布石として、これからも社外の多くの人々とコンタクトできる、外部講演の機会を増やしていきたいですね。

「DX吉井塾」についても、約半年に渡っての社内発信活動でしたが、おかげさまで多くの方から反響をいただいております。今後はJCD社内のみならず、JTBグループへの発信や、広く視聴いただけるオンデマンドイベントとしての外部向け発信を予定しています。

オンラインイベントやハイブリッドイベントを通じたDX推進やマーケティングだけではなく、DXについての取り組みにお悩みの企業様、DX推進のための施策やコンテンツを模索している方々がいらっしゃいましたら、ケーススタディも含めて、多くの事例を通してお話しさせていただきますので、ぜひご相談いただければと思います。「DX吉井塾」でのディスカッションの場に参加したいというパートナーの方からのご連絡もお待ちしております。

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