~「感動」につながる成功要因と「退屈」を招く失敗要因~
会社の周年記念イベントによる社員のモチベーション向上に関する調査
【調査結果のポイント】
1.周年記念イベントの63.1%がリアル参加中心の開催
2.社員の7割以上参加が64.8%、アルバイト、パート社員含めてすべての勤務者が参加も38.8%
3.社員以外も参加できるケースが7割
パートナー企業・取引先企業の社員の参加 51.4%、社員の家族や親しい人の参加 38.9%
(複数選択による回答の結果を集計)
4.周年記念イベントに含まれる内容は、社長や経営陣からのメッセージ72.0%、
料理や飲み物の提供65.4%、社員の表彰60.2%、会社の歴史や理念を表す映像の投影も52.0%
(複数選択による回答の結果を集計)
5.「感動した」と回答した人が参加したのは、社外の参加対象者がいる、社員の表彰がある、
会社の歴史や理念を表す映像などが含まれる周年記念イベント
6.「参加してよかった」71.3%、「ワクワク感や興奮があった」69.2%、「楽しかった」68.5%
7.「会社としてよいこと」75.8%、「目的が伝わった」66.4%、「他の部門と交流できた」65.2%
8.周年記念イベントの3大事後効果、1位「職場の中でコミュニケーションが増えた」、
2位「他の部門と仕事がしやすくなった」、3位「仕事に対するモチベーションが上がった」
9.成功要因は、1位「食べ物や飲み物」、2位「進行がスムーズ」、3位「会場内の環境」「感動」に
つながるのは、「社員全員が同時に同じ体験」「会社や、同僚・上司の理解促進」
(複数選択による回答の結果を集計)
10.自由記述から見える周年記念イベントの「よかった点」「社員同士の親睦が深まった/他部署との交流」
が群を抜いて高く、次に「楽しかった/和気あいあいとしていた」
11.「うちの会社って良いことをやってるんだ」「うちの会社って、そういう歴史があったんだ」などが
「感動度」と関連
12.自由記述から見える「印象に残っている内容」「ビンゴ大会」が最多、その他「ギネス世界記録™への
挑戦」、「開催場所にちなんだコスプレ」、「経営陣のやらかし告白」など
13.失敗要因は、1 位「聞くだけで退屈」、2 位「社長・役員の話が長すぎる」、3 位「一部の社員のみだった
こと」オンラインでの実施では「会社や同僚・上司について知ることができなかった」が多いリアル
での実施では「良くなかった点は特に思い当たらない」が46.9%と半数近い
14.自由記述から見える周年記念イベントの「良くなかった点」「時間的拘束がある/所要時間が長かった」
が群を抜いて高く、次に「(経営陣の)スピーチが長い・つまらなかった」、「進行管理がスムーズで
ない」
15.日頃の思いが周年記念イベントへの満足に相関「会社の理念やビジョンに共感できる」と感じている人は
「参加してよかった」と回答する傾向が高く「社内のコミュニケーションが円滑」と感じている人は
「楽しかった」と回答する傾向が高い。また、「仕事をしていると活力がみなぎる」と感じている人は
「感動した」と回答する傾向が高い
16.参加したい社内イベント、1位「豪華な施設や食事」、2位「学ぶ・学びを活かせる」、3位「リアル開催」
【まとめと提言】
▪️ 周年記念イベントは社員への強力なメッセージ、イベントを通して社員との絆を強める
▪️運営のスムーズさは鉄則、感動は一体感と参加している実感、サプライズから
▪️日頃の理念浸透、コミュニケーション、ワーク・エンゲージメントは周年記念イベントと地続き
事前・事後の一貫した取り組みで組織活性化を
▪️ホスピタリティと学びとリアルで創る周年記念イベントを
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近年、企業などの組織においては「創立○○周年」「設立○○年記念」などの節目を祝うイベントや式典、パーティなどが開催されています。周年記念イベントや創立記念イベントと呼ばれるこれらの催しは、社員全員で会社の歴史を振り返ったり未来のビジョンを共有したり、また社員と会社、あるいは社員同士の交流を深めたりすることで、組織運営によい影響をもたらそうとするものです。しかしその実施に際しては、節目であるがゆえに前回の開催から年月が経過しマニュアルが残っていないあるいは社会環境の変化に応じた新たな企画設計が必要になるなどの課題もあります。組織にとって重要な記念行事であり、成功すれば良い効果が見込めるものの、失敗の可能性も秘めているのが実情であり、その企画や運営に担当者が悩みを抱えることも多いと考えられます。
このたび、JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供する株式会社JTBコミュニケーションデザイン(以下JCD)は、ワーク・モチベーション研究所にて、「会社の周年記念イベントによる社員のモチベーション向上に関する調査」の報告書をまとめました。本調査では、「会社の周年記念日のイベントやパーティ」に参加した人にアンケート調査を行い、周年記念イベントの効果や成功要因・失敗要因を探りました。また自由記述による回答を複数設定し、生の声に近い内容を収集し把握にも努めました。本調査は、今後の企業経営における周年記念イベントの意義と方向性、具体的な方法などを定める上での指針となり、企業内のコミュニケーションデザインを考える上での資料となることを目的としています。
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【調査概要】
| 調査方法 | インターネットリサーチ |
| 調査地域 | 全国 |
| 調査対象者 | 20歳以上の会社員(会社規模500名以上) 「会社の創立記念日のイベントやパーティ」に参加した人を対象に、「印象に残った周年記念イベントやパーティ」を1つ思い出していただき、回答を求めました。質問票では調査対象者にとっての理解しやすさの面から「創立記念」の表記を用いましたが、本集計においては同種の節目行事の総称として「周年記念」の表記に統一しています。 |
| 有効回答者数 | 819サンプル(男性:624サンプル、女性:195サンプル) |
| 実施期間 | 2026年7月3日~7月6日 |
調査内容の詳細についてはこちら
◆株式会社JTB コミュニケーションデザイン (JCD) 会社概要
所在地:東京都港区芝3-23-1 セレスティン芝三井ビルディング12階
代表者:代表取締役 社長執行役員 藤原 卓行
設 立:1988年4月8日
U R L :https://www.jtbcom.co.jp/
◆ワーク・モチベーション研究所
所在地:株式会社JTBコミュニケーションデザイン内
所 長:菊入みゆき
U R L :https://hr.jtbcom.co.jp/work_motivation/
- 本件に関するお問い合わせ先
- 株式会社JTBコミュニケーションデザイン 広報室
E-mail:jcd-pr@jtbcom.co.jp