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  • #04 農林水産省 × インバウンダーズ
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日本食をもっと身近に感じてもらうために
欧米に向けて、日本食普及のプロモーションを展開。

長尾
私たちは農林水産省が主催する、日本食材および日本食の海外での消費促進事業を担当しました。この事業の最終的な目的は、日本食材の輸出促進と、日本食を食べるために訪日してもらうことです。
中山
この事業では、4 つのプロモーションを展開しました。1 つ目は、BBC でヨーロッパ全土に放映される、日本食を紹介したミニ番組の制作。イギリスの4 人家族が出演するドラマ仕立てで、日本の食文化に触れながら、楽しく調理をして、家族揃って日本食を楽しむという内容です。紹介した料理はすき焼きや出汁巻き卵など。日本の生卵は新鮮で、安心して美味しく食べられることをはじめ、日本が誇る出汁文化や伝統的な献立の一汁三菜の魅力も伝えました。2 つ目は、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シカゴの北米4都市のシネアドで流す、30 秒のCM。最近海外で高い評価を受けている日本産和牛がテーマです。
長尾
3 つ目は、JAL、ANA の全国際線の機内で上映する30 秒CM。日本食材や日本食の魅力を、煮る、焼く、蒸すなど5 つの調理法を切り口にして伝えています。4 つ目は、羽田空港国際線ターミナルの通路に掲出する、日本食を紹介したフラッグの制作。和牛、日本酒、和菓子など、バリエーション豊富に展開しました。
中山幸嗣、長尾咲世
中山
この事業のターゲットは欧米のミドルアッパー層。寿司や天ぷらなどステレオタイプの日本食はあえて外し、家庭で日常的に食べられているより親しみやすい日本食に焦点を当てることで、日本食の裾野を広げていくのが狙いでした。
長尾
日本食の魅力を単に伝えるだけでなく、実際に海外のご家庭でも作ってもらうため、調理の様子などが分かるように工夫をしました。家庭的な日本食に興味を持った方が訪日し、実際に食べて、帰国後にご自身で調理してもらう。それも目的のひとつです。
中山
4 つのプロモーションを展開した市場規模はおおよそ10 億人です。全世界に展開していくことができる、可能性を秘めたプロモーションだと確信しました。
長尾
その他、各国の日本大使館やJETRO、JA の協力の下、40 カ国以上の日本食レストランに掲出される日本食普及キャンペーンのポスターも作成しました。海外と食文化の違いがあるため、ビジュアルの制作には苦労しましたね。欧米では目玉のついた焼き魚は馴染みがないのでポスターには掲載できない等、日本の食文化は守りつつも海外の文化に歩みよって、程よいポイントを見つけるのが大変でした。
中山
今後は、日本食のポータルサイトを開設する予定です。日本食や食材はもちろんレシピ、レストランまで、日本食にまつわるたくさんの情報を海外に発信し、日本食の魅力を伝えていきたいと思っています。
日本の観光コンテンツの中でも「食」は大きな比重を占めています。和食がユネスコの無形文化遺産にも登録され、より関心が高まっていることもその理由のひとつ。これから食をフックにしたインバウンド事業を展開していきたい企業様も増えていくでしょう。今回の農林水産省との事業を実現できたことを糧に、この先も様々なクライアント様と一緒に取り組んで成果を出していきたいと思います。

PROFILE

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    • 長尾咲世
    • グローバルMICE 局

      農林水産省主催の日本食・食文化世界的普及プロジェクト事業やイベント、国際会議のプロデュースを担当。
  • プロフィール画像
    • 中山幸嗣
    • ツーリズムコミュニケーション2 局
      マネージャー

      農林水産省が主催する、海外での日本食および日本食材消費促進プロモーション事業を担当。CM やシネアド、フラッグ制作、WEB サイト制作等に携わる。
      日本食ポータルサイト"Taste of Japan" はこちら。
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